2023年10月にNETFLIXで独占配信された韓国映画「バレリーナ」。NETFLIX内のグローバルランキングでも上位を誇っている注目のアクション作品です。
この記事では、映画「バレリーナ」のストーリーやネタバレ考察、キャストなどを紹介していきます。
「バレリーナ」 のあらすじ
オクジュはある日、中学時代の同級生チェミニに家に呼ばれ彼女の家に遊びに行きます。部屋には自ら絶命したチェミニの姿と1つの箱が。箱に入った手紙の内容を手がかりに、オクジュは復讐を決意します。
作品情報
作品タイトル:「バレリーナ」
年齢制限:16+
作品時間:1時間33分
公開日: 2023年10月5日
監督: イ・チュンヒョン
配給会社: NETFLIX
製作国: 韓国
言語: 韓国語
「バレリーナ」の出演者(キャスト)は?
「オクジュ」役 チョン・ジョンソ
名前:チョン・ジョンソ
生年月日: 1994年7月5日 (年齢 29歳)
作中で見事なアクションを魅せていたチョン・ジョンソさんは2020年の韓国の映画「ザ・コール」で百想芸術大賞の主演女優賞を受賞するなど、韓国で要注目の女優さんです。
カナダと韓国で幼少期を過ごしたようで、カナダの中学校を卒業後、韓国で演技の学校に通いました。そして、芸能事務所の契約3日後に韓国映画「バーニング 劇場版」の主演に抜擢されたそう!
最近では、NETFLIXで配信されている「ペーパー・ハウス・コリア」のトーキョー役でも有名ですね。
また、プライベートでは本記事で紹介している「バレリーナ」の監督でもあるイ・チュンヒョン監督との熱愛報道も出ているそうです!^^
イ・チュンヒョンさんのインスタグラムはこちら
「チェミニ」役 パク・ユリム
名前:パク・ユリム
生年月日: 1993年2月6日(30歳)
本編で可愛らしい姿を披露したパク・ユリムさん。彼女は、アカデミー賞にもノミネートされた濱口竜介監督の映画「ドライブ・マイ・カー」に出演し話題となった女優さんです!
なんと「ドライブ・マイ・カー」が映画のデビュー作だったそう。それまでは、ドラマ出演を中心に活動していました。
パク・ユリムさんのインスタグラムはこちら。
「奴隷」役 シン・セフィ
名前:シン・セフィ
生年月日: 1997年6月3日 (年齢 26歳)
本編のストーリーの鍵を握る役を演じたシン・セフィさんは、女優とモデルとして活躍しています。韓国版「ソロモンの偽証」や「EXIT」などにも出演されています。
また、最近では音楽活動も行なっているようです!
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「チェプロ」役 キム・ジフン
名前:キム・ジフン
生年月日: 1981年5月9日 (年齢 42歳)
本編で悪役を快演したキム・ジフンさんは、日本でもファンミーティングが開催されるなど、多くのファンがいるイケメン俳優です。本編の主人公であるチョン・ジョンソさんと一緒に「ペーパー・ハウス・コリア」にも出演されています。
最近では「2023 Asia Artist Awards IN THE PHILIPPINES」の出演も決定されたそうですよ!
また、俳優として活躍する前にはアイドルを志していたとか。有名なアイドル事務所「SMエンターテインメント」の練習生としても活動していた過去があるそうです!
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「組織のボス」役 キム・ムヨル
名前:キム・ムヨル
生年月日: 1982年5月22日 (年齢 41歳)
組織のミステリアスなボスを演じたキム・ムヨルさん。「イルジメ〜一枝梅」やNETFLIX「未成年裁判」などに出演されています。
キム・ムヨルさん苦労人として知られる俳優さんだそう。二十歳の時に借金を抱える父親が倒れ、借金と共に家族の生計を支えていたそうです。
その後は俳優として活躍し、今ではスターに!
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どこで見れる?
本編はNETFLIXのオリジナルムービーなので、独占配信となっています。
サービス名 | 本作の配信 | 月額料金 |
Netflix | ◎ | ¥790〜 |
Amazon Prime | × | ¥600 |
U-NEXT | × | ¥2,189 |
Hulu | × | ¥1,026 |
TELASA | × | ¥618〜 |
「バレリーナ」の見どころは?
アクション要素:★★★★★ エモさ:★★★★☆ 誰と見る?:1人、友達がおすすめ
チョン・ジョンソによる痛快なアクション!
この作品の見どころは、なんといってもチョン・ジョンソのアクションシーン。序盤から最後まで、男を華麗に投げ飛ばす姿を堪能できます。
アクションの中で痛々しいシーンは多々あるものの、勧善懲悪の景色は気分爽快。映画を見た後はスッキリとした気持ちになれるでしょう。
またストーリーがそこまで複雑ではなく、登場人物の背景を深掘りするシーンは少ない分、思う存分爽快なアクションを楽しむことができます。また、上映時間が約1時間30分と見やすい長さなのもポイント。
美しい表現と血のコントラスト
照明の色味やセットなどが、2000年代の洋画を彷彿とさせるエモ感も「バレリーナ」の見どころ。アクションから生まれる暴力×血と、この美しい世界観のコントラストが作品の魅力を掻き立てています。
「バレリーナ」のストーリー(ネタバレあり)
オクジュはある日、中学時代の同級生「チェミニ」に家に呼ばれ彼女の家に遊びに行きます。部屋には自ら絶命したチェミニの姿と1つの箱が。箱の中にはトゥシューズと手紙があり、「復習してほしい」とのメッセージと共に謎の暗号が書かれていました。
暗号や手がかりを元に、オクジュは1人の男の家に辿り着きます。家の中には鞭や革のマスクと共に、沢山のUSBメモリが陳列されていました。オクジュは名前がつけられたUSBメモリの中から「バレリーナ」というものを拾い出します。チェミニが生前、バレリーナだったからです。
USBメモリの内容は、マスクを被った男が寝室でチェミニに暴行をする恐ろしい動画だったのです。ショック顔を歪めるオクジュは、さらなる復讐を決意します。
男の家に盗聴器を仕掛け、新たな手がかりを探すオクジュ。男がいるクラブに辿り着き接触に成功します。正体を隠し男と共にホテルに行き隙を見て襲いかかりますが、男の取り巻きに邪魔をされ窮地に立ってしまうオクジュ。間一髪の瞬間、1人の女性に助けられ、無事にその場を去ります。
その女性は、男たちに「奴隷」と呼ばれ、監禁をされているようでした。また、チェミニを含む多くの女性が同じ被害にあい、USBメモリの動画を元に脅されていることが判明します。
その実情を知ったオクジュは、男の組織を壊滅させることを決めたのでした。
ストーリー考察(ネタバレあり)
オクジュはチェミニが好きだった?
本編の中では明らかな解答はありませんでしたが、個人的には恋愛感情というよりもシスターフッド感が感じられました。もちろんきっかけは同級生の死ではありますが、「チェミニ」1人のための復讐というより「被害者女性」全員のための行いだったのかなと。
現代社会でも問題となっている「性犯罪」や「ハラスメント」。オクジュというキャラクターは、その被害にあった多くの女性の代弁者のような存在に感じられました。
最後のシーンの意味は?
文字通り「組織を一掃する」ことを決めたオクジュ。男のスケジュール帳を見ていたことから、次の犯行現場に向かったのでしょう。まだ組織は壊滅できていないと考察できます。
この終わり方だと、続編も期待できるかもしれませんね!
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